【完全ガイド】Square(スクエア)とは?決済手数料・端末・POSレジの料金を徹底解説
決済から店舗・オンラインの管理まで、1つのアカウントで

まず結論|Squareは「決済端末」ではなく、0円から育てられる店舗運営の基盤
Squareが支持される理由は、端末の価格や決済手数料だけではありません。開業時はスマートフォンや小型リーダーで決済を始め、売上が増えたらPOSレジ、在庫、スタッフ管理を追加し、さらにネットショップ、予約、請求書へ広げられます。店の成長に合わせて、同じアカウントのまま運営の仕組みを育てられることが、Squareならではの強みです。
特に相性がよいのは、①固定費を抑えてキャッシュレス決済を始めたい店、②レジと決済端末への金額の二度打ちを減らしたい店、③店頭販売とオンライン販売を別々に管理したくない店です。反対に、最初から全機能を契約する必要はありません。必要な機能だけを選び、後から追加できます。
Square最大の強み
決済端末、無料POSレジ、ネットショップ、予約、請求書を別々に集めるのではなく、1つのアカウントから必要な機能だけを増やせること。個々の機能ではなく、この“始めやすさと拡張性の組み合わせ”がSquareの独自性です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アカウント作成 | 0円 |
| 月額固定費 | 0円から |
| POSレジ | 基本機能無料 |
| 専用決済端末 | 追加端末0円から |
| 対面決済手数料 | 2.5%〜 |
| 通常振込手数料 | 0円 |
| 入金 | 最短翌営業日 |
| 主な用途 | 決済・POS・EC・予約・請求書 |
※料金や手数料には適用条件があります。詳しくは第3章で説明します。

はじめに|Squareを“端末の比較”だけで選ぶともったいない
Squareは、キャッシュレス決済を受け付けるための端末だけではありません。無料から使えるPOSレジをはじめ、売上・在庫・顧客の管理、オンラインショップ、請求書、予約、スタッフ管理まで、店舗運営に必要な機能を1つのアカウントで利用できます。
Square公式によると、世界8カ国・400万を超える加盟店で利用されています。2022年には40億件、総額1,865億米ドルの決済を処理しました。日本国内の市場シェア率は公表されていませんが、世界規模で利用されている実績は、サービスの継続性や対応できる業種の広さを判断する材料になります。
月額固定費0円から始められ、対応するスマートフォンがあれば専用端末を買わずにタッチ決済を受け付けることも可能です。必要になった段階で端末や業種別機能を追加できるため、開業前の小さなお店、営業中の個人店、複数店舗を運営する事業者まで、現在の規模に合わせて使い方を選べます。
この記事では、単に端末価格を並べるのではなく、『会計の前後にある仕事までどこまでつながるか』という店舗運営の視点からSquareを検証します。料金と決済手数料、対応している支払い方法、現行端末7種類、無料POSレジの機能、入金サイクル、申し込みから利用開始までを順番に整理します。
この記事独自の見方
Squareの価値は、決済の瞬間だけでなく、商品登録→会計→売上記録→在庫更新→顧客管理→再来店・オンライン販売までが1つにつながること。各章では、この“会計の前後までつながるか”を基準に解説します。
1|Square(スクエア)とは
Squareは、米国で2009年にモバイルカードリーダーを発表し、日本では2013年からサービスを展開している決済・店舗運営サービスです。日本上陸当初は、スマートフォンに接続して使う小型決済端末の印象が強いサービスでした。
現在は店頭決済に加え、POSレジ、売上分析、在庫・顧客・スタッフ管理、ネットショップ、請求書、予約管理などへ機能が拡大しています。店頭とオンラインで別々のサービスを契約するのではなく、Squareアカウントを中心に必要な機能を組み合わせられるのが特徴です。
世界規模の利用実績
世界8カ国・400万超の加盟店がSquareを利用。個人事業主や小規模店舗だけでなく、グローバルチェーンを含む幅広い事業者へ提供されています。
日本でも、小規模店舗から国際的なイベントまで導入
日本では2013年からサービスを展開しています。公式事例には、tokyobike、ブルーボトルコーヒー、Makers’ Baseなどが掲載されています。また、2025年大阪・関西万博では13カ国のパビリオンでSquareが採用されました。日常的な店舗会計だけでなく、多言語・多国籍の来場者が集まる大規模イベントでも利用された実績があります。
ただし、日本国内の加盟店数や決済端末市場のシェア率は公表されていません。本記事では『国内シェアトップ』とは表現せず、確認できる世界規模の利用実績と国内導入事例をもとに評価します。
1つのアカウントで利用できる主な機能
- クレジットカード・QRコード・電子マネーによる店頭決済
- 無料から使えるSquare POSレジ
- 商品・売上・在庫・顧客情報の管理
- ネットショップの開設と店頭在庫の同期
- メールやSNSで送れるリンク決済
- オンライン請求書と定期請求
- 予約ページと事前決済
- スタッフ・シフト・勤怠管理
すべての機能を最初から契約する必要はありません。POSレジだけを無料で使うことも、キャッシュレス決済だけを導入することもできます。法人だけでなく個人事業主もアカウントを作成できます。

出典・確認先:Squareについて、Square大阪・関西万博公式発表、Square総合サービス資料、Square POSレジ公式ページ
2|他の決済サービスと比べて分かる、Square独自の強み
月額0円、低価格な端末、POSレジ連携、早い入金などは、それぞれ単独で見ればSquareだけの特徴とは限りません。Squareならではの強みは、それらに加えてネットショップ、予約、請求書、スタッフ管理までが最初から同じアカウントにつながり、店の成長に合わせて段階的に追加できることです。
| 比較するポイント | 一般的に起こりやすいこと | Squareなら |
|---|---|---|
| 導入時 | 端末・レジ・周辺機器を最初に決める | スマホ決済または低価格端末から始め、後で変更・追加できる |
| POSレジ | 決済サービスとは別に選び、連携設定が必要 | 無料POSレジが決済と同じサービス内で動く |
| 店頭とネット | 別サービスになり、商品や在庫が分かれる | 店頭とネットの商品・在庫・売上を同じ基盤で管理できる |
| 販売方法の追加 | 新しいサービスや契約先が増える | リンク決済、請求書、予約などを同じアカウントから追加できる |
| 店の成長後 | レジ全体の入れ替えが必要になる場合がある | リーダー、ハンディ、ターミナル、レジスターへ段階的に広げられる |
Squareが支持される本質
Squareは『安い決済端末』だから選ばれているのではなく、小さく始められ、会計業務を簡単にし、店頭とオンラインをつなぎ、事業の変化にも同じアカウントで対応できるから支持されています。
支持を裏付ける数字
世界400万超の加盟店、8カ国での展開、2022年に40億件・1,865億米ドルの決済処理。日本では大阪・関西万博の13カ国パビリオンでも採用されました。
端末を決める前に、無料アカウントから始められる
Squareは、申し込み時点で高額なレジ構成を確定する必要がありません。まず無料アカウントを作り、手持ちのスマートフォンによるTap to Pay、4,980円のSquare リーダー、プリンター内蔵のターミナルなどから、店舗の会計方法に合わせて選べます。端末を先に固定しないため、開業前でも始めやすい設計です。
無料POSレジが“付属機能”ではなく運営の中心になる
Square POSレジは、単に決済金額を入力するだけのアプリではありません。商品、売上、在庫、顧客、複数店舗の情報を管理でき、決済後の売上記録や在庫更新までつながります。無料POSレジを中心に端末やオンライン機能を増やせる点が、決済専用サービスとの大きな違いです。
店頭とオンラインを後付け連携ではなく同じ基盤で管理
ネットショップ、決済リンク、オンライン請求書、予約ページはSquareアカウントから利用できます。店頭とネットを別々に始めて後から連携するのではなく、最初から商品・在庫・売上・顧客情報をまとめやすい構造です。実店舗を持ちながらECやSNS販売も行う店ほど、この違いが効いてきます。
1種類の端末を売るのではなく、会計場所に合わせて選べる
カウンターだけで会計する店、客席へ端末を運ぶ飲食店、売り場で接客しながら会計する小売店、イベントへ持ち出す事業者では、必要な端末が異なります。Squareはスマートフォン、リーダー、ハンディ、ターミナル、スタンド、2画面レジ、キオスクまで用意し、『店舗規模』だけでなく『どこで会計するか』から選べます。
通常入金が自動で、振込手数料0円
決済後の入金申請を毎回行う必要はなく、通常入金は自動です。三井住友銀行・みずほ銀行なら最短翌営業日、その他の金融機関でも原則週1回で、通常の振込手数料はSquareが負担します。固定費を抑えるだけでなく、売上を受け取るまでの手間とコストも小さくできます。
Squareが選ばれる6つの実用的な理由
1.初期費用・月額固定費0円から始められる
Squareのアカウント作成、アカウント維持、POSレジの基本機能には月額固定費がかかりません。対応スマートフォンを使うTap to Payなら、専用端末を購入せずにカードのタッチ決済から始められます。
2.無料のPOSレジが決済と連動する
会計金額をPOSレジへ入力すると、その金額がSquareの決済へ引き継がれ、決済後は売上として記録されます。会計金額をレジと決済端末へ二度入力する作業を減らせます。
3.店舗に合った端末を選べる
手のひらサイズのSquare リーダーから、レシートプリンター内蔵のSquare ターミナル、客席で使えるSquare ハンディ、本格的な2画面POSレジまで用意されています。店舗の規模だけでなく、会計する場所やレシートの必要性から選べます。
4.店頭とオンラインをまとめて管理できる
店頭の商品とネットショップの商品を同期し、在庫数や売上を同じ管理画面で確認できます。ネットショップを作らず、SNSやメールで決済リンクだけを送る方法も選べます。
5.入金が早く、通常の振込手数料がかからない
三井住友銀行またはみずほ銀行を登録した場合、通常入金でも決済日の最短翌営業日に自動で振り込まれます。その他の銀行も週1回入金され、通常入金の振込手数料はSquareが負担します。
6.店舗の成長に合わせて機能を広げられる
開業時は無料POSレジと決済だけを使い、商品数やスタッフが増えたら高度な在庫・スタッフ管理を追加する、といった使い方ができます。飲食、小売、美容・予約サービスには業種別の機能も用意されています。
導入事例から見える、Squareが支持される3つの共通点
Squareの公式資料に掲載された事例を見ると、業種は違っても、導入理由には共通点があります。tokyobikeは紙を使った販売管理を見直し、ブルーボトルコーヒーは混雑に応じてレジを増やし、モカゲは施術席まで端末を持ち運び、Makers’ Baseは店舗とオンラインをまとめています。
| 支持されるポイント | 店舗で起きる変化 |
|---|---|
| 会計作業を減らせる | POSと決済が連動し、金額の二度打ちや紙での転記を減らせる |
| 売り方の変化に対応できる | カウンター、客席、イベント、オンラインなど販売場所を広げやすい |
| 情報を分断しにくい | 店頭とオンラインの売上・商品・在庫・顧客情報を同じ基盤で管理できる |
つまりSquareは、決済件数が多い店だけのサービスではありません。少人数で店を回しているからこそ、会計や転記にかける時間を減らしたい店舗にも価値があります。この視点は、後半の業種別活用法と導入事例でさらに具体的に確認します。


3|Squareの料金と決済手数料
Squareは、利用していない月にも固定費が発生する料金体系ではありません。無料機能だけを使う場合は月額0円で、キャッシュレス決済を受け付けたときに決済手数料が発生します。業種別の高度な機能を使う場合は、別途月額料金がかかります。
Squareの基本料金
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| アカウント作成 | 0円 |
| 登録手数料 | 0円 |
| アカウント維持費 | 0円 |
| Square POSレジ基本機能 | 0円 |
| 月額固定費 | 0円から |
| 通常振込手数料 | 0円 |
| 解約費用 | 0円 |
決済方法別の手数料
| 決済方法 | 手数料の目安 |
|---|---|
| 主要カードブランドの対面決済 | 2.5%〜 |
| その他の対面決済 | 3.25%〜 |
| QRコード決済 | 3.25% |
| 電子マネー | 3.25% |
| オンラインビジネス・リンク決済 | 3.6% |
| カード情報の手入力・保存済みカード | 3.75% |
| Square 請求書 | 支払い方法により3.25%または3.75% |
2.5%の主な条件
年間キャッシュレス決済額3,000万円未満の新規中小加盟店が、対象となる主要カードブランドを使った対面決済を受け付ける場合。すべての決済が2.5%になるわけではありません。
2.5%の対象として案内されている主要ブランドは、Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discoverです。年間キャッシュレス決済額が3,000万円以上の場合は、取引規模に応じたカスタム手数料を利用できる可能性があります。
無料プランと有料機能の違い
| 無料から利用できる機能 | 高度な有料機能の例 |
|---|---|
| POSレジ・売上管理 | 飲食店向け高度機能 |
| 基本的な商品・在庫管理 | 小売向け高度な在庫管理 |
| 基本的な顧客管理 | 詳細なスタッフ権限 |
| ネットショップ | オンラインショップの拡張機能 |
| 予約管理 | キャンセル管理などの高度機能 |
| 基本的なシフト管理 | 高度なシフト・人件費管理 |
| 請求書作成・送付 | 高度な見積書・請求書機能 |
たとえば小売店向けリテールPOSレジはフリー0円、プラス月額6,000円/店舗、飲食店向けレストランPOSレジはフリー0円、プラス月額13,000円/店舗です。Square 予約はフリー0円、プラス月額3,000円/店舗、プレミアム月額8,000円/店舗です。必要な機能が無料範囲に含まれるかを確認してから選びましょう。

出典・確認先:Square決済手数料、Square料金、各POS・予約料金ページ。価格は2026年8月1日時点
4|Squareが対応している決済方法
Squareでは、クレジットカード、QRコード、電子マネーをまとめて受け付けられます。ただし、Tap to Payではタッチ決済のみ、Square リーダーなどの端末ではQRコードや電子マネーにも対応するなど、利用する機器によって範囲が異なります。
クレジットカード・デビットカード
- Visa
- Mastercard
- American Express
- JCB
- Diners Club
- Discover
- UnionPay(銀聯)
- 各ブランドのタッチ決済
これらのブランドであれば、海外で発行されたカードも利用できます。ただし、日本で作成したSquareアカウントは日本国内での決済受付に使用します。
QRコード決済
- PayPay
- d払い
- 楽天ペイ
- au PAY
- メルペイ
- WeChat Pay
- Alipay+
SquareのQRコード決済は、お客さまがSquare POSレジに表示されたQRコードを自分のスマートフォンで読み取るユーザースキャン方式です。決済ごとにQRコードが生成され、金額は自動で反映されるため、お客さまが金額を手入力する必要はありません。
電子マネー
Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけんなどの交通系ICに加え、iD、QUICPayに対応しています。PiTaPaには対応していません。
利用開始時の注意
QRコード決済は管理画面から利用したいブランドを有効化し、各事業者の審査完了後に利用できます。電子マネーも管理画面で機能を有効にします。

出典・確認先:Square対面決済・料金公式ページ
5|Squareの決済端末を比較|店舗に合う端末の選び方
Squareには、対応スマートフォンをそのまま使う方法から、本格的な2画面POSレジまで用意されています。端末の価格だけでなく、レシートを印刷するか、客席へ持ち運ぶか、手持ちのスマートフォンやiPadを使うかで選ぶと分かりやすくなります。
| 端末 | 価格 | 必要機器 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| Tap to Pay | 追加端末0円 | 対応スマートフォン | タッチ決済 |
| Square リーダー | 4,980円 | スマホ・タブレット | カード・QR・電子マネー |
| Square スタンド | 29,980円 | 対応iPad | カウンターPOS |
| Square キオスク | 29,980円 | 対応iPad等 | セルフオーダー |
| Square ターミナル | 39,980円 | 追加機器不要 | 決済・レシート印刷 |
| Square ハンディ | 44,980円 | 追加機器不要 | 客席・売り場で注文と会計 |
| Square レジスター第2世代 | 99,980円 | 追加機器不要 | 本格的な2画面POS |
※Square キオスクはハードウェア代とは別にアプリ利用料がかかります。分割購入には対応カードやカード会社の条件があります。
Tap to Pay|専用端末なしでタッチ決済
対応するiPhoneまたはNFC搭載AndroidへSquare POSレジアプリを入れると、スマートフォンを決済端末として利用できます。タッチ決済対応カード、Apple Pay、Google Payなどを受け付けられます。
一方、QRコード、交通系IC、iD、QUICPay、ICカードの差し込み決済には対応しません。イベントや予備レジには便利ですが、幅広い決済方法をまとめたい店舗はSquare リーダー以上を選びます。
Square リーダー|4,980円で幅広い決済に対応
約7cm四方、56gの小型端末をスマートフォンまたはタブレットへBluetooth接続して使用します。カードの差し込み・タッチ、電子マネーに対応し、QRコードは接続したPOSレジ画面に表示します。レシート印刷には別売りプリンターが必要です。
Square ターミナル|決済とレシート印刷を1台で
タッチスクリーン、POSレジ、キャッシュレス決済、レシートプリンターを1台にまとめたコードレス端末です。スマートフォンやタブレットを用意せずに使え、カウンターから客席へ持ち運ぶこともできます。
Square ハンディ|客席や売り場で注文から会計まで
ポケットに収まる端末で、POS入力、決済、バーコードスキャン、カメラ撮影に対応します。飲食店のテーブル注文・会計だけでなく、小売店で商品や在庫を確認しながら接客する使い方にも向いています。
Square スタンド|iPadをカウンターレジに
対応iPadを取り付けると、決済機能を備えたPOSレジになります。画面をお客さま側へ回転させ、購入内容と金額を確認してもらいながら決済できます。USB-C版とLightning版で対応iPadが異なるため、購入前に公式の対応端末一覧を確認します。
Square レジスター|本格的な2画面POSレジ
スタッフ用のメイン画面と、お客さま用の決済画面を備えています。POSレジと決済が内蔵され、金額の二度打ちを減らせます。現行の第2世代は99,980円で、2年間の制限付き保証が案内されています。
Square キオスク|セルフオーダーを導入
対応iPadを使い、お客さま自身が注文と支払いを行うセルフオーダー端末を作れます。飲食店の注文受付を分散したい場合に使えます。ハードウェア価格とは別にSquare キオスクアプリの月額料金が必要です。
迷ったときの選び方
| 店舗の希望 | 選びやすい端末 |
|---|---|
| 専用端末なしで始めたい | Tap to Pay |
| 費用を抑えてQR・電子マネーにも対応したい | Square リーダー |
| 決済とレシート印刷を1台で行いたい | Square ターミナル |
| 客席・売り場で注文や会計をしたい | Square ハンディ |
| iPadをカウンターレジにしたい | Square スタンド |
| 顧客用画面のある本格レジが必要 | Square レジスター |
| セルフオーダーを導入したい | Square キオスク |


出典・確認先:Squareハードウェア一覧・各端末仕様。価格は2026年8月1日時点
6|無料で使えるSquare POSレジの機能
Square POSレジは、会計金額だけを入力するレジではありません。商品、売上、在庫、顧客情報を同じアプリと管理画面で確認でき、キャッシュレス決済やオンライン注文とも連動します。
主な基本機能
- 商品・カテゴリ・価格の登録
- 現金・キャッシュレスを含む会計記録
- 日別・商品別・時間帯別などの売上確認
- 基本的な在庫数の管理
- 顧客情報と購入履歴の管理
- メール・SMSによる電子レシート
- 複数店舗の売上確認
- オンラインショップの商品・在庫同期
- 商品登録数無制限
- 売上データの閲覧期間に制限なし
現金会計もSquare POSレジへ記録できます。Squareの決済手数料はキャッシュレス決済が発生した取引にかかるため、POSへ現金売上を記録しただけで決済手数料が発生するわけではありません。
スタッフ・シフト管理も無料から
Square シフトのフリープランでは、アカウント登録者を含むスタッフ5名まで、基本的なシフト管理を無料で利用できます。シフト作成・共有、出退勤、勤務時間の確認などをPOSレジと連動できます。
高度なシフト機能はスタッフ1名あたり月額475円〜、詳細な操作権限やスタッフ別管理には別の有料機能があります。『スタッフ管理がすべて無料』ではなく、基本機能から始められると考えるのが正確です。

出典・確認先:Square POSレジ、Square シフト公式ページ
7|オンラインショップ・請求書・リンク決済
Squareアカウントがあれば、店頭以外でも商品・サービスの代金を受け取れます。ネットショップを作る方法だけでなく、決済リンクやオンライン請求書など、販売方法に合わせて選べます。
| サービス | 向いている用途 |
|---|---|
| Square オンラインビジネス | 継続的なネットショップ運営 |
| Square リンク決済 | SNS・LINE・メールでの販売 |
| Square 請求書 | 商品代金・月謝・会費・サービス料金 |
| Square ブラウザ決済 | 電話注文などの非対面決済 |
| Square サブスクリプション | 定期課金 |
Square オンラインビジネス
無料プランからネットショップを開設できます。商品登録、店頭POSとの在庫同期、店舗受取、デリバリー、SNS販売、SEOツールなどが用意されています。店頭で商品が売れるとネット側の在庫にも反映されるため、二重の在庫管理を減らせます。
Square リンク決済
商品と価格を登録して決済URLを発行し、LINE、メール、SNS、ブログなどで共有できます。ネットショップを作るほどではない場合や、SNSで商品・サービスを案内している店舗にも使いやすい方法です。月額固定費はなく、決済ごとに3.6%の手数料がかかります。
Square 請求書
パソコンやスマートフォンからオンライン請求書を作成し、メールやSMSで送れます。支払い済み・未払い・期限超過などを管理し、自動リマインダーや定期請求も設定できます。商品の販売だけでなく、月謝、会費、撮影・制作などのサービス料金にも利用できます。
Square ブラウザ決済
電話注文などで、事業者側がカード情報を管理画面へ入力して決済する非対面向けの機能です。対面でカードを受け取る場合は、ICチップを読み取れるSquareの決済端末を使用します。

出典・確認先:Squareオンラインビジネス、リンク決済、請求書公式ページ
8|飲食店・小売店・美容サービスでの使い方
飲食店|注文からキッチン、会計までつなげる
飲食店向けSquare レストランPOSレジでは、テーブル・座席ごとの注文、コース設定、キッチンディスプレイ、ハンディ、テイクアウト、デリバリーなどへ広げられます。Square ハンディを使えば客席で注文から決済まで行え、Square キオスクやQR注文を使えば注文受付を分散できます。
フリープランは基本的な注文・POS機能を無料で使えます。複数店舗、コース設定、KDSなど高度な機能が必要な場合は、プラス月額13,000円/店舗などの有料プランを検討します。
小売店|店頭とネットショップの在庫をまとめる
小売店では、商品・カテゴリ・バーコード・顧客情報・在庫をPOSレジとまとめて管理できます。リテールPOSレジでは、登録在庫数に上限がなく、実店舗とネットショップの在庫同期、複数店舗の在庫管理などへ広げられます。
基本機能は無料から、高度な在庫・仕入れ・レポート機能を利用するリテールPOSレジ プラスは月額6,000円/店舗です。
美容・予約サービス|予約、顧客、会計をまとめる
Square 予約では、予約専用ページ、24時間のネット予約、自動リマインダー、顧客管理、事前決済を利用できます。Instagram、Facebook、『Googleで予約』との連携にも対応しています。美容室、ネイルサロンだけでなく、整体、パーソナルトレーニング、語学・楽器教室などにも利用できます。
フリープランは1店舗まで月額0円で、予約件数や顧客登録数に上限がありません。複数店舗やキャンセル管理など高度な機能が必要な場合は、プラス月額3,000円/店舗、プレミアム月額8,000円/店舗があります。
イベント・移動販売・訪問サービス
Square リーダーやTap to Payは持ち運びやすく、イベント、ポップアップ、マルシェ、移動販売、訪問サービスでも利用できます。普段は店舗端末を使い、イベント時だけスマートフォンを追加レジにするといった運用も可能です。

9|Squareの導入事例
Squareの総合サービス資料では、小売・飲食・美容など、異なる使い方をする事業者が紹介されています。単に決済を受け付けるだけでなく、店舗ごとの業務に合わせて複数の機能を組み合わせている点が共通しています。
tokyobike|顧客・販売管理をペーパーレス化
tokyobikeでは、以前は紙へ商品名と金額を書き、その内容をレジで探して入力していました。Square導入後は、Square 請求書、ターミナル、POSレジなどを活用し、資料では作業時間が従来の約3分の1になったイメージと紹介されています。
ブルーボトルコーヒー|混雑時にレジを追加
ブルーボトルコーヒーでは、Square リーダー、スタンド、POSレジ、管理画面を利用。混雑状況に合わせてレジを追加しやすい点が、店舗オペレーション上の利点として紹介されています。
モカゲ|施術席で会計
美容業のモカゲでは、持ち運べるSquare ターミナルやリーダーを活用しています。急いで退店したいお客さまには、施術が終わる前に席まで端末を持って行き、会計を済ませられる点が紹介されています。
Makers’ Base|オンラインと店舗を一括管理
Makers’ Baseでは、Square オンラインビジネス、ターミナル、POSレジを使い、オンラインとオフラインの両方をまとめて管理。変化するビジネスモデルに合わせやすい仕組みとして活用されています。

出典・確認先:Square総合サービス資料 2024年10月版。引用ではなく内容を要約
10|入金サイクル・振込手数料・返金
キャッシュレス決済では、売上がいつ口座へ入るかも重要です。Squareの通常入金は自動で行われ、振込操作や入金申請は必要ありません。
| 入金方法 | 入金タイミング | 手数料 |
|---|---|---|
| 通常入金:三井住友銀行・みずほ銀行 | 最短翌営業日 | 0円 |
| 通常入金:その他の金融機関 | 原則水曜締め・同じ週の金曜日 | 0円 |
| 即時入金サービス | 原則すぐに送金 | 入金額の1.5% |
即時入金サービスの最低振込額は5,000円です。通常入金のスケジュールを待たずに売上を引き出したい場合に利用できます。『最短即時入金』はこの有料オプションを含む表現で、通常入金は三井住友銀行・みずほ銀行でも最短翌営業日です。
返金時の扱い
カード決済の払い戻し処理手数料は基本的にかかりません。対応する決済方法では、決済時にかかった手数料も返金されます。
一方、交通系ICはSquare上から払い戻せません。返金する場合は店舗から現金で対応し、元の電子マネー決済手数料は返金されません。POSレジ上には元の売上が残るため、管理上の差額にも注意が必要です。

出典・確認先:Square入金スケジュール、即時入金、返金処理公式情報
11|アカウント作成から利用開始まで
Squareの申し込みはオンラインで行います。アカウント入力自体は数分程度で完了しますが、決済ブランドごとに審査期間が異なるため、すべての決済方法が数分で使えるわけではありません。
- Square公式サイトで無料アカウントを作成する
- メールアドレス、氏名・住所、事業内容、店舗情報を入力する
- 入金先の銀行口座を登録する
- 必要に応じて本人確認書類を提出する
- カード決済の審査結果を待つ
- QRコード・電子マネーを管理画面から有効化する
- 必要なSquare端末を選んで購入する
- POSレジと端末を設定し、決済受付を始める
審査期間の目安
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| Visa・Mastercard・American Express・UnionPay | 通常1〜3営業日。最短当日 |
| JCB・Diners Club・Discover | 通常5〜15日 |
| QRコード決済 | 通常30日以内 |
| 銀行口座確認 | 通常1〜3営業日 |
QRコード決済の審査期間は事業者ごとに異なります。カード決済の審査に通過しても、QRコード決済が同時に利用可能になるとは限りません。電子マネーも管理画面で有効にしてから使用します。
導入後のサポートと保証
Squareでは、導入相談、電話サポート、ヘルプセンター、チュートリアル、加盟店コミュニティが用意されています。公式オンラインショップでは30日間の返品保証が案内され、Square レジスター第2世代は2年間、その他のSquareハードウェアは原則1年間の制限付き保証があります。返品条件は購入場所や商品の状態によって異なるため、購入時の条件を確認してください。

出典・確認先:Square料金FAQ、アカウント作成、ハードウェア公式ページ
12|申し込み前は、この3点だけ確認すればOK
Squareを始める前に、端末や有料プランをすべて決める必要はありません。まずは次の3点を確認すると、自店に必要なものを絞りやすくなります。
1.受け付けたい決済方法
カードのタッチ決済だけならTap to Pay、QRコードや交通系電子マネーまで必要ならSquare リーダーなどの決済端末を選びます。
2.手持ちのスマートフォンやiPadを使うか
Square リーダーは対応スマートフォンまたはタブレット、Square スタンドとキオスクは対応iPadなどが必要です。購入前にSquare公式の対応端末一覧で機種とOSを確認します。
3.無料機能で足りるか
一般的な会計、商品・売上・基本在庫・顧客管理は無料から使えます。コース設定、KDS、高度な在庫・発注、複数店舗の予約、高度なスタッフ権限などが必要なら、有料プランを検討します。
迷った場合
無料アカウントを作成した後でも端末や有料プランを選べます。申し込み前に細かな機能をすべて整理する必要はありません。


13|Squareについてよくある質問
Squareは個人事業主でも利用できますか?
はい。法人だけでなく個人事業主も無料アカウントを作成できます。登録時に事業内容、入金先口座などを入力し、必要に応じて本人確認書類を提出します。
POSレジだけでも無料で使えますか?
はい。キャッシュレス決済を使わず、Square POSレジだけで現金売上や商品を管理することもできます。基本機能には月額固定費がかかりません。
決済端末を買わなくても利用できますか?
対応スマートフォンがあれば、Tap to Payでタッチ決済を受け付けられます。QRコード、電子マネー、ICカード差し込みまで必要な場合はSquare端末を利用します。
Square リーダーには何が必要ですか?
無料のSquareアカウント、Square リーダー、Square POSレジアプリ、対応スマートフォンまたはタブレットが必要です。レシート印刷には別売りプリンターが必要です。
現金会計も記録できますか?
はい。Square POSレジへ現金売上を記録できます。キャッシュドロワーやレシートプリンターなどの周辺機器を組み合わせることもできます。
QRコード決済はいつから使えますか?
カード決済とは別に、管理画面からQRコード決済を有効化し、各事業者の審査が完了してから利用できます。審査は通常30日以内が目安ですが、ブランドや申込内容によって異なります。
複数店舗でも利用できますか?
はい。複数店舗の売上や商品情報を同じアカウントで管理できます。ただし、業種別の有料プランは店舗ごとに月額料金が設定されている場合があります。
インターネットが切れても決済できますか?
一部の端末・決済では一時的なオフラインモードを利用できますが、対応する決済方法や処理期限に制限があります。オフライン決済は接続回復後に処理され、24時間以内に処理されなかった取引は無効になります。通常時は安定したインターネット環境で利用してください。
freee会計と連携できますか?
はい。Squareはfreee会計と連携でき、決済、払い戻し、売上代金の振込など、Squareで処理した販売データを会計処理へ反映できます。連携対象や勘定科目の設定は、利用前に確認してください。
アカウント作成後に端末を選べますか?
はい。先に無料アカウントを作成し、店舗の会計方法や必要な決済ブランドを確認してから端末を選べます。
まとめ|Squareなら決済と店舗管理を必要なところから始められる
Squareの独自性は、『手数料が安い』『端末が小さい』という1つの特徴だけではありません。無料POSレジを中心に、決済端末、売上・在庫・顧客管理、ネットショップ、予約、請求書を1つのアカウントでつなぎ、必要な機能だけを後から増やせることにあります。
他サービスとの違いを一言で
決済だけを導入するサービスではなく、スマートフォン1台の会計から、店頭・客席・オンライン・複数店舗の運営まで、同じアカウントのまま育てられるサービスです。
- 世界8カ国・400万超の加盟店で利用
- アカウント作成・月額固定費0円から
- 専用端末なしでもタッチ決済可能
- POSレジの基本機能無料
- 主要カードの対面決済手数料2.5%〜
- 通常入金の振込手数料0円
- 店頭とオンラインの売上・在庫を一括管理
- 飲食・小売・美容向けの機能へ拡張可能
最初からすべての端末や機能を決める必要はありません。カードのタッチ決済だけならスマートフォンから、QRコードや電子マネーも必要ならSquare リーダーから、本格的な店舗レジが必要ならターミナルやレジスターから始められます。
どの端末にするか迷っている場合も、まずは無料アカウントを作成し、自店に必要な決済方法や機能を確認してから端末を選べます。
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記事確認に使用した主な公式情報
Squareについて・世界の利用規模:https://squareup.com/jp/ja/about
大阪・関西万博での導入:https://squareup.com/jp/ja/press/square-at-the-world-expo
Square総合サービス資料:https://d2pgtgvcptv0ra.cloudfront.net/241017_Service_information_brochure.pdf
Square料金・決済手数料:https://squareup.com/jp/ja/payments/pricing
決済手数料の説明:https://squareup.com/jp/ja/payments/our-fees
Square POSレジ:https://squareup.com/jp/ja/point-of-sale
ハードウェア一覧:https://squareup.com/jp/ja/hardware
対応端末一覧:https://squareup.com/jp/ja/compatibility
オンラインビジネス:https://squareup.com/jp/ja/online-store
Square 請求書:https://squareup.com/jp/ja/invoices
Square 予約料金:https://squareup.com/jp/ja/appointments/pricing
Square シフト:https://squareup.com/jp/ja/staff/shifts








